都会的で洗練された香りで人気の”ブルガリ マン”のシリーズ。新たに”ブルガリ マン ウッド エッセンス”が9月5日から発売されました。先日、銀座のブルガリタワーではエクスクルーシブなパーティも催され、新作の香りとともにその様子もお伝えします。

マスター調香師は巨匠、アルベルト・モリヤス。彼がこのシリーズの立役者と言っても過言ではありません。今までは都会的でセクシーな香りが多く、特に男性用に甘くて官能的なチュベローズを使うなど革新的な香りを提案してきました。
一転して今回は自然との融合を感じるウッディ調。ハイチ産のベチバーやシダーウッド、サイプレスといったアーシーな雰囲気が全面に押し出されたものです。今回の作品を手がけるために彼はハイチ、アメリカ南部、スペインなどへ実際に足を運び、そのイメージを膨らませたそうです。
今、世界的な香調のトレンドとしてウッディが注目されています。ここ数年、男女を問わずおいしそうな香りの”グルマン調”がトップを走り続けてきました。フルーツのジューシー感やバニラなどの甘い香りは人々が親しみを覚えるもの。もちろん、今でも素敵に香りますが、これからは深い癒しを与えてくれる樹(き)の香りが話題を独占しそうです。そんな流れを生み出すなんて、さすがモリヤス! このトレンドは最近、発売されたばかりのサルヴァトーレ フェラガモの”ウォモ シグネチャー オーデパルファム”やシャネルの”ブルー ドゥ シャネル パルファム”にも見て取れます。
