時代や流行、働き方への価値観が目まぐるしく変わるなか、なぜM.E.がスーツに夢中であり続けるのか。それは、スーツのまわりには「凄い人」の存在があるからだ。スーツを作る人には、かっこよく見せたい情熱のもと、見えない部分にまで施すこだわりがある。売る人には、情熱を持って作られたスーツの魅力をいかに人に伝えられるか、そそぐ愛情がある。

そして着る人には「さぁこの最高のスーツとともに!」と、なりたい自分や成し遂げたい目的がある。我々は今年も多くのスーツに触れてきたが、その一着一着にそれに関わる男たちの人生がかかった一面や、挑戦する姿を目のあたりにした。男を通して見るスーツ、スーツを通して知る男、双方面白く、皆さんとぜひ共有させていただきたい。
日本を動かす5人の物語とスーツの話。
スーツは着る人あってのもの。それを伝えるべく我々は、日本経済新聞社とともに第一回「スーツ オブ ザ イヤー 2018」の授賞式を11月7日(水)に開催。ビジネス、イノベーション、アート&カルチャー、スポーツの4部門より、スーツな男を選出した。挑戦心、情熱、こだわり、プロ意識、そして前を向く姿勢。そういったものがスーツには似合うのだと、体現する男たち。「スーツを着ないと損をする」。彼らの中のひとりの言葉である。我々が伝えたいスーツの意味を、今回は彼らが代弁してくれる。
「スーツ オブ ザ イヤー 2018」受賞者インタビュー
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[MEN’S EX 2018年12月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)