

オーデマ ピゲ
ロイヤル オーク RD#2
パーペチュアルカレンダーの薄さの限界に挑む
創業以来、様々な複雑機構をオーデマ ピゲは得意としてきた。パーペチュアルカレンダーも、その1つ。1955年、同機構の自動巻きで当時の世界最薄を達成したジュウ渓谷の名門は2018年、さらなる薄さの限界に挑んだ。
メゾンのアイコンである「ロイヤル オーク」に搭載された自動巻きのパーペチュアルカレンダー・ムーブメントは、わずか2.89mm厚という驚異の薄さを実現したのだ。この薄さを可能としたのは、パーペチュアルカレンダーの主要な機構である4年分の月の大小を凹凸でプログラミングした48ヶ月カムと、月表示を司る31日車、それに重ねた月の大小に合わせて歯車を送り出す日付カムの巧妙な設計にある。
元来二層や三層構造となっていたこれらのパーツ精密加工技術によって1層としたのだ。加えて各パーツを制御するレバー類の形状・取り回しも大幅に改良。さらにパーペチュアルカレンダーのパーツをダイヤルで抑える構造を採り、それを収めるケースの厚みを6.3mmにまで薄く仕立て上げた。これならドレスシャツの袖口にも、無理なく収まる。オーデマ ピゲは、複雑機構の着けこなしをスタイリッシュにする。
さらにディテールをチェック!(写真5枚)
オーデマ ピゲ
ロイヤル オーク RD#2
ケース径:縦41mm
ケース素材:プラチナ
ベルト素材:プラチナ
ムーブメント:自動巻き(Cal.5133)
価格:未定
発売時期:未定
お問い合わせ先:
オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000
https://www.audemarspiguet.com/jp/
撮影/岸田克法 文/高木教雄
※表示価格は税抜き