スーツ&ジャケット 誠実を極めるか、流行まで楽しむか

着なくてもいい時代に意思を持って纏うということ
せっかく買ってきたスーツも着なくなったなぁ、なんて声が聞こえてきそうなご時世ですが。
いや、着たらいいんです。世の中がカジュアル化しても、相手に最大の誠意を見せるべき勝負の日はあるし、いつも以上にかっこよく決めたいときもあるはず。
そんなときスーツやジャケットは、やっぱり一番、男を男らしく見せてくれて、目的を叶えてくれるアイテムなのだ。
今、スーツは仕事のためだけじゃなく、遊ぶためのものもある。かっちりするだけじゃない、リラックスするためのジャケットも。
何を選ぶべきか。貴方が意思を持って選んだものこそが正解となる。

ジャケットを手放さないという意思が紳士の教養を表す
新しい生活様式で最も大きく変化したことといえば、仕事とプライベートのシームレス化だろう。それに伴って、服装も各シーンに対してシームレスに対応できるものがビジネスマンにとってのスタンダードになってくる。ではその具体策とは何か。本誌はそれを「カジュアル+ジャケット」であると考える。