2019年10月号

2019年10月号

2019年09月06日発売

紳士が纏うべき本物の装い

紳士の纏うべき本物の装い

いわゆる”大人の装い”の幅が、かつてないほど広がっている現在。紳士たるべきエグゼクティブにはどんなスタイルが相応しいだろうか。

本誌としては、やはりジャケット&スーツこそ紳士のワードローブの柱と断言する。その理由は次頁をご覧いただくとして、ジャケット&スーツスタイルを魅力的にするためにはモノを見る目と見識ある着こなし方が最重要。

紳士の装いにおける本質を今、改めてご紹介したい。

“着なくても許される”時代に、あえて着る。それが今、優位である。

ビジネススタイルの多様化といわれて久しいが、確かにスーツやジャケットを必要としないシーンは以前よりかなり増えてきている。

また、ドレスコードのカジュアル化は国際的に浸透していて、いまや一流ホテルや高級レストランでも、ジャケット着用が必須でないところもある。

しかし、カジュアルが許されるからといってジャケットを全く着なくなってしまうのは、実は非常にもったいないこと。ただ羽織るだけで、これほど端的に”上品な大人”を印象付けられる服はほかにないからだ。

白黒チェックが最旬で万能だ

白黒チェックが最旬で万能だ

地のジャケットは着こなしに悩まなくていいが、さすがにそればかりでは装いがマンネリに陥る。そもそもスーツ以上に生地で冒険できるのがジャケットの良さ。成熟した男のセンスや余裕を示すためにも柄ジャケットを積極的に愉しむべきだろう。

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2024

VOL.341

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