何が正解? ビジネスカジュアルとその鞄

クール&ウォームビズが完全に定着し、スニーカー通勤も推奨される現在。数年前までの「ビジネスカジュアル=ジャケパン」というイメージも今は昔、もはやノーシャツ・ノータイ当たり前、デニムOKなんて企業も少なくない。とはいえ、あまりに急速に進むカジュアル化の波に、戸惑っている方もいることだろう。
さらには、なんとか着こなしは変えても鞄は今までどおり、なんて御仁もきっといるはずだ。そこで今回、「今のビジネスカジュアル」と「それに合う鞄」について考えた。闇雲にカジュアルならいいわけでもない。節度ある仕事服と鞄選びは、現代ビジネスマンの必須科目なのだ。

コットンスーツにはナイロンブリーフの軽快さを
軽快なコットンスーツの装いには、同じく軽やかなナイロンブリーフが好適だ。上品な光沢感を持つ高密度ナイロンのモデルを選べばよりエレガントに、頑強なバリスティックナイロンならビジネスシーンらしい堅実さもしっかりとキープできる。レザーとのコンビ素材となれば、いっそうドレスも高まる。

機能系セットアップにはナイロンリュックの機動力を
かなりカジュアルな職場も増えているとはいえ、やはり最低限”きちんと感”は欲しい。スポーティなナイロン素材のリュック型でも、濃色ならビジネス使いも文句なしだ。結論、鞄のカジュアル度は着こなしと同等レベルに合わせること。鞄選びにも節度をもって臨みたい。