ゴルフの装いセンスUP Lesson

普段のスーツスタイルはジェントルなのに、ゴルフになると急に派手な原色を使ったり、総柄で全身を固めたりする、”盛りすぎ”なコーディネートになる。そんな、ちぐはぐな人になっていないだろうか? 最近はゴルフ専業ブランドからも機能を追求しつつ、シックさを兼ね備えた、大人向きのウェアの提案が増えている。わかっている大人は”機能をしっかり活用しつつ、センスの良さを感じさせる”コーディネートこそがグリーン上では大切、とファッションディレクターの森岡 弘さんは説く。ミドルエイジに相応しいゴルフスタイルを、森岡さんと共に考察してみた。

地味派手の極み”ワントーン”をマスターする
単色の着こなしは一見地味なようだが、あえて多色を使わないところに抑制の美がある。ゴルフコスプレになっている人が多いなか、こんなミニマルスタイルこそ、グリーン映えして究極のお洒落に映るはずだ。

“こなれて見える”柄の足し算引き算
柄を上手く使えば、洒落感と奥行きがコーディネートに生まれ、コース上でも存在感を醸し出せる。ポイントは合わせるアイテムの色と柄のサイズ。この2つさえ抑えておけば、柄使いも恐くはない。