“着回し力”で選ぶジャケット&パンツ

仕事に休日に、リアルに役立つのは?
“脱スーツスタイル”の通勤も徐々に広まってきた昨今。ビシッと決める日はスーツでも、内勤時や週末はジャケパンやカジュアルを織り交ぜ、賢く着回したいのがホンネだろう。そんなときに重宝なのが「仕事もプライベートも幅広くこなせて」「スマートで品良く見える」、着回し力に優れたジャケット&パンツ。使い勝手がよく、コーディネートも悩まない。そんな外さないモノ選び+着こなしのアイデアをご紹介!

紺の着回し力は「紺ブレ」でぐっと高まる!
基本の”紺”にトラッド由来の品の良さ、そしてスポーティな軽快さまで兼ね備えた「紺ブレ」は、実は非常にアレンジ力の高いもう一つの「紺ジャケ」。時代とともに着こなしの幅も広がり、仕事に、プライベートにと、今改めて着たいミドルの万能ジャケットとしてブーム再燃中だ。

「柄ジャケット」は柄の色を拾ってワントーンで着る
ここ数年、トレンドとなっている英国調。それに伴い、伝統的な柄を配したジャケットが増えてきた。柄モノは主張が強いので難しいと思われがちだが、本項で紹介するようにワントーンにまとめるとその主張を上手く和らげられるのだ。

「紺デニ」は米(アメトラ)&伊(イタリア)を上手に穿き分ける
アメトラやアメカジ系のスタイルに馴染むのがリーバイスのデニムなら、イタリア系の上品なテーラードジャケットには、欧州で独自に進化を遂げたイタリアンデニムがより似合う。いずれのデニムも、それぞれに個性や魅力がある。スタイルに合わせて最適な一本を選びたい。

着回し万能なのは「淡ベージュチノ」だった
デニムと並ぶカジュアルの定番パンツといえばチノパンだろう。特にベージュ系は万能だが、色の濃淡で大きく印象が変わる。最も着回しの効く”淡色”を選んでおけば間違いない。