「土日の服が分からない」にすべて答えます!

10年前と同じ格好してませんか? How to Weekend style
平日はスーツにタイドアップすればOK、でも、土日の服はどうしたらいい—? 徐々に暑さの増していくこれからの季節、装いは基本”引き算”になる。
では、少ないアイテムの中で、より涼しく、より上品に見える組み合わせは? 体型をカバーできるアイテムは? カジュアルだけどドレス度もあるアイテムは?
—読者アンケートの数々から見出した、皆さんのリアルな悩みを解決します!
手持ち服で休日好感度を上げるなら仕事ジャケットで脱タイドアップが簡単だ!
土日の服に悩んだら、いつもの仕事ジャケットをノータイで羽織ってみよう。ドレカジ感を併せ持つ、軽快仕立てのジャケットを選べば、オフでも違和感なく着こなせる。

同じジャケットでも脱タイドアップでこんなに印象が変わる!
紺ジャケ × レトロポロ(写真右)
一番合わせやすいのは誰もが持っている紺ジャケット。ここに旬のレトロポロをインすれば、ドレッシーかつトレンド感ある休日スタイルが完成する。ウール・シルク・リネンという春夏素材の三者混ジャケットは、見た目涼やか。コットンポロもシューズもジャケットと同じ紺で、色目をずらしながらまとめれば、かしこまった場でも通用する清潔感にあふれたオフスタイルとなる。レトロポロの襟は、ラペルの上に出すのが今シーズン風だ。
ジャケット11万円/リングヂャケット(リングヂャケットマイスター 青山店) ポロシャツ2万9000円/グランサッソ(エスディーアイ) パンツ2万円/アール&ブルース(アール&ブルースプレスルーム) チーフ9000円/ボリオリ(ボリオリ 東京店) ベルト1万8000円/パオロ ヴィターレ(トヨダトレーディング プレスルーム) 鞄22万円/ヴァレクストラ(ヴァレクストラ・ジャパン) 靴7万円/パラブーツ(ビームス ハウス 丸の内) メガネ3万円/アヤメ(オブジェ・イースト)
褒められる配色を覚えよう!

休日ジャケットの印象は”上手な引き算”が決め手
王道配色を覚えることは、お洒落になる近道。ここでは休日ジャケットスタイルの配色術を、取り入れやすい難易度順にレクチャーしよう。色数を絞れば、派手柄も決して難しくはない!
ジャケットを着ないとどこか心もとない……クラシックパンツならシャツ一枚でも決まる
ここでいうクラシックパンツとは、フロントにプリーツとクリースの入ったパンツのこと。単調になりがちな”シャツいち”の装いに立体感を出し、かっこよく見せてくれる救世主だ。

クラシックパンツ=プリーツ&クリース入りが使える理由とは?
- 腰周りの立体感でタックインが好バランス
- 縦ラインの強調で美脚&きちんと感
フロントのプリーツによって、腰周りにゆとりが生まれ、装飾性も増すため、シャツいちでも地味にならずに済む。
クリース入りのドレス顔ゆえシャツいちでもきちんと見える。縦ラインが強調され、美シルエットで装える。
紺コットンリネンシャツ × 淡グレースラックス(写真右)
4プライの杢糸ウール地を用いたパンツは、2プリーツ&ベルトレスのとりわけクラシカルな仕様。ネイビーのシアサッカーシャツと合わせるクリーンなコーデにより、洒落たニュアンスを漂わせながらも品行方正な雰囲気の薫る、洗練のシャツいちスタイルが完成した。
シャツ2万4000円/マリア サンタンジェロ(ビームス ハウス 丸の内) パンツ3万9000円/リングヂャケット(リングヂャケットマイスター 青山店) メガネ3万円/オリバーピープルズ(オリバーピープルズ 代官山) 時計132万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン) 靴9万5000円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー) ブレスレット3万5000円/スカイ ブルー ホーク(バーニーズ ニューヨーク)
休日に強い靴とTPOの相性を知ろう

その場に相応しいお洒落かどうかは、足元で決まる!
黒ローファーと茶Uチップ、白スニーカーにグルカサンダルがあれば、休日のあらゆるスタイルに対応できる。
TPOとの相性を知り、その場に最も相応しいお洒落を目指そう。
ビタミンカラーニットで見た目5歳、若くなる!

仕事では着にくいからこそ挑戦したい!
休日くらい、明るい色を楽しみたい。派手すぎるかも?
いや、ある程度年齢を重ねた方が、案外サマに見えたりするものだ。夏の週末こそイタリア人のように、若々しく快活に装ってみよう!