身だしなみが整うスキンケアを知ろう
エグゼクティブの“春の対策美容”
春は環境や気温の変化など、外的要因による肌トラブルが出てくる季節。毎回、様々な分野で活躍するエグゼクティブの男性に取材を行い、スキンケアを通して、ライフスタイルや生き方までをも深掘りする本連載。今回も8人のエグゼクティブに登場いただき、身だしなみを整えるためのスキンケア術を、男性美容研究家の藤村 岳さんとともに改めて考えてみた。
本多さんのお悩み
「髪のボリュームやヒゲの剃り残しなど“毛髪&ムダ毛”が悩みの種」

ブルズアイ コミュニケーションズ アカウント・プラニング本部 本部長
本多史英さん(55歳)
アパレル業界から広告業界へ転身し、現在は営業から管理業務も幅広くこなす。装いは基本的にカジュアルだが、クライアントと会うことも多いので年齢にふさわしい落ち着きと清潔感を損なわないよう常に意識している。
友人の爪を見て、開眼。丁寧なケアに鞍替え
長らくセレクトショップにいて身のこなしがスマートな本多さん。「40代半ばまではギラギラしていたけど、友人のネイルが光っているのを見て、嫉妬。もっと自分に時間をかけようかな」と。
5年ほど前、知人から紹介された悩みを先に予防する“先制美容”を掲げるイナータスにスイッチ。それまでオールインワンで済ませていたというからレベルは格段に上がった。
本多さん愛用アイテム

スキンケアはお気に入りのイナータスの洗顔と化粧水、オイルをライン使いで。これを使うようになってから悩みだった乾燥も激減した。ボトル内の液の減り方がリアルだ。そこにスイスの名門・ヴァルモンのアイクリームをプラスしている。イキイキとした印象はこれのおかげ。左端はブラックラズベリー濃縮エキス末を配合した美肌と健康のためのイナータスのインナーケアドリンク。「毎朝、これを飲まないと不安になるほど」とのこと。
こだわりはヒゲ剃り。「シャワー時にT字カミソリで逆剃りをして、その後電気シェーバーで剃りきります」と。それでも剃り残しがあることも。そこで藤村氏が提案したのが出先でも気になった時にすぐ使えるブラウンミニ。「ほう、小さいのによく剃れる」と感心していた。

ブラウン ミニ M-1012
コンパクトな電気シェーバーと言えばこちら。小さい筐体なのに刃が浮き沈みして肌に密着するからしっかり剃れる。100%防水設計なので水洗いもでき、1時間の充電で約40分稼働してくれる。6040円〈実勢価格・編集部調べ〉(ブラウン)
また「ずっとラグビーをしていたからか、今どきの若者みたいに前髪が額にかかるのが苦手。上げたいけど、地肌が透けるのが……」とも。そんな時は黒炭入りで髪と頭皮のコントラストがなくなる整髪剤がいいと藤村氏。「すごいな。質感違いで選べるのもいいですね」と満足げだった。

スタイリングシリーズ
頭皮が透けにくく、“増えみせ”が叶うのはワックスに黒炭を入れたから。ハードワックスはしっかりキープしてマットに仕上げたい時、アレンジワックスはふんわりとしたボリューム感を出したい時と使い分けをするとよい。各60g 2048円(アンファー)
本多さん愛用アイテム

タイ発でウェルネスライフスタイルを提供するパンピューリでボディケアをしているという本多さん。ボディオイルを使っているとは、かなりの上級者。角質層への浸透率が高い植物性のドライオイルは、カサつきがちなミドルエイジのボディケアに最適だ。また、「イナータスのヘアセラムを塗布してからドライヤーをかけるとツヤツヤになるんですよ」とも。アフターバストリートメントまで使うとはさすがだ。

男性美容研究家 藤村 岳さん
男性美容のパイオニアとして20年以上の経験を持ち、各種メディアで活躍するほか、コンサルティングやコスメの開発も手がける。All Aboutでメンズコスメガイドも務める。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』など。
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[MEN’S EX Spring 2025の記事を再構成]
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