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シンメトリック構造を追求したオープンワークの自社製キャリバー
初代から文字盤配置を継いだ精悍&ゴージャスな複雑時計
スピークマリンは、2019年、「オープンワーク トゥールビヨン」のファーストモデルを発表。スケルトナイズされた文字盤にフライングトゥールビヨン、その対角線上にパワーリザーブインジケーター。また、マイクロローターを備え、その対角線上に香箱がレイアウトされた、個性的なシンメトリック構造のモデルだった。2022年、その第2弾となる同名のコンプリケーションが登場している。
第2弾では初代の個性であるシンメトリック構造をそのまま受け継いでいる。オープンワーク文字盤の1時半位置にブリッジがなく“飛んで”いるように見えるフライングトゥールビヨンを置き、5時位置にはオープンワーク&スケルトンブリッジの効果で同じく宙に浮いたようなマイクロローター。そして7時半位置には72時間分のパワーリザーブの残量を示すインジケーター、10時位置に香箱を配置するなど、好評だった前作のレイアウトにあえて手を加えずにリリースした。
一方、透かし彫りが施された文字盤は、スケルトンブリッジ、フレーム、マイクロローターなどをDLC加工によってモダンかつ精悍なマットブラックに染め、逆に前回はブラックだったフライングトゥールビヨンのキャリッジはポリッシュ仕上げのゴールドカラーに。スピークマリン最大の個性ともなる真円のピカデリーケースにも18Kレッドゴールドを採用して、精悍さとゴージャスさのコントラストが際立つスタイルに仕上げた。
内部にはヌーシャテルの自社工房で設計・開発・組み立てまですべて手がけた自動巻きCal.SMA05を搭載。大胆に肉抜きされた文字盤とオープンバックの両側から、複雑機構を擁した精緻で個性あふれるその姿が楽しめる。機械好きには堪らないスタイリッシュなモダンブリティッシュの複雑系ウォッチなのである。
この機構が凄い!
【Point 1】
フライングトゥールビヨン搭載するのは自社開発・製造の自動巻きムーブメントCal.SMA05。オープンワークを施した文字盤の1時半位置に60秒で1回転するフライングトゥールビヨンが見える。そのキャリッジはポリッシュ仕上げされ、ブリッジにはブランドのロゴがあしらわれている。
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【Point 1】
フライングトゥールビヨン
搭載するのは自社開発・製造の自動巻きムーブメントCal.SMA05。オープンワークを施した文字盤の1時半位置に60秒で1回転するフライングトゥールビヨンが見える。そのキャリッジはポリッシュ仕上げされ、ブリッジにはブランドのロゴがあしらわれている。
【Point 2】
宙に浮いたようなマイクロローター文字盤の5時位置にはムーブメントを自動的に巻き上げるローターをセット。小型ながら巻き上げ効率のよいマイクロローターが採用されている。オープンワークに加え、スケルトンブリッジに支えられていることから、まるで宙に浮いているかのように見える。
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【Point 2】
宙に浮いたようなマイクロローター
文字盤の5時位置にはムーブメントを自動的に巻き上げるローターをセット。小型ながら巻き上げ効率のよいマイクロローターが採用されている。オープンワークに加え、スケルトンブリッジに支えられていることから、まるで宙に浮いているかのように見える。
【Point 3】
7時半位置に72時間のパワーリザーブ表示文字盤7時半位置にはパワーリザーブインジケーター。マイクロローターの対角線上にある香箱に蓄積された72時間パワーリザーブの残量をここに表示する。歯車をカットしたような扇型のスケールを矢形の針で示す、シンプルで個性的なデザインも特徴だ。
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【Point 3】
7時半位置に72時間のパワーリザーブ表示
文字盤7時半位置にはパワーリザーブインジケーター。マイクロローターの対角線上にある香箱に蓄積された72時間パワーリザーブの残量をここに表示する。歯車をカットしたような扇型のスケールを矢形の針で示す、シンプルで個性的なデザインも特徴だ。
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※表示価格は本書発売時(2023年9月1日現在)の税込み価格です