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ガラスをタップして時刻を記憶させる機械式メカニズムのスマートウォッチ
ユーティリティにあふれた機械式&ハイテク融合モデル
2010年にベルギーで誕生した時計ブランドのレッセンス。工業デザイナー出身の創業者ベノワ・ミンティエンスは、オイルを充填した世界初の機械式時計「タイプ3」など、既成概念にとらわれない画期的な時計づくりを行う。
同社が第1作目の「タイプ1」から一貫して採用するのが「レッセンス・オービタル・コンベックス・システム(ROCS)」と呼ばれる独自システムだ。通常のアナログ針ではなく、時・分・秒の回転ディスクで時刻表示するこのシステムでは、各ディスクが互いを追いかけるように文字盤が動き続ける。分表示のメインディスクが60分で1周する間に、時・秒のインダイヤルがそれぞれ表示を行いながら同じスピードで文字盤上を移動。視覚的にも非常に斬新なスタイルとなる。
そして「タイプ2」で取り入れたのが、機械式メカニズムとエレクトロニクスモジュールを融合した独自テクノロジーの「eクラウン®」。例えば、サファイアガラスをタップして時計を起動・作動させる「タッチコントロール」、裏蓋のレバーを使って時刻設定したあとサファイアガラスを2回タップするだけで自動調整を行う「自己学習テクノロジー」。さらに時計を着用していないことを検知し、パワーリザーブを消耗する前にムーブメントを停止させ、着用した際に再スタートする「自動調整テクノロジー」など、クォーツ並みの高機能を兼ね備えている。
本作には他にも、文字盤上の10個のマイクロシャッターに隠されたソーラーセルで電力を自給する充電システムや、複数のタイムゾーンを設定し登録することが可能なワールドタイム、Bluetooth®を介してスマホのアプリに対応するといったハイテクノロジーも搭載。自動巻き機構で駆動する仕組みながら、まるでスマートウォッチのような多機能が味わえる機械式コンプリケーションなのだ。
この機構が凄い!
【Point 1】
針ではなく回転ディスクで時刻を表示表示システムに独自開発の特許技術「レッセンス・オービタル・コンベックス・システム(ROCS)」を採用。自動巻きキャリバーでシステムを駆動させる一方、通常のアナログ針ではなく、文字盤上を一体となって回転する時・分・秒ディスクによって時刻表示を行う。
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【Point 1】
針ではなく回転ディスクで時刻を表示
表示システムに独自開発の特許技術「レッセンス・オービタル・コンベックス・システム(ROCS)」を採用。自動巻きキャリバーでシステムを駆動させる一方、通常のアナログ針ではなく、文字盤上を一体となって回転する時・分・秒ディスクによって時刻表示を行う。
【Point 2】
機械式メカニズムと融合した独自のeクラウン®機能自動巻きCal.2892/Aとエレクトロニクスモジュールを融合した「eクラウン
®」テクノロジーを搭載。これにより機械式駆動ながら、風防をタップして起動するタッチコントロールや自己学習・自動調整テクノロジーなど、スマートウォッチ同様の多機能が使用できる。
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【Point 2】
機械式メカニズムと融合した独自のeクラウン®機能
自動巻きCal.2892/Aとエレクトロニクスモジュールを融合した「eクラウン®」テクノロジーを搭載。これにより機械式駆動ながら、風防をタップして起動するタッチコントロールや自己学習・自動調整テクノロジーなど、スマートウォッチ同様の多機能が使用できる。
【Point 3】
パワーリザーブがなくなる前に動作を停止時計をしていないときにはムーブメントが停止状態に。「eクラウン
®」が自動でスリープモードに入り、ふたたび時計を装着するとすぐに目を覚まし、正しい時刻を文字盤に設定する。これにより自動巻きにして着用していなくてもパワーリザーブ切れを起こす心配がない。
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【Point 3】
パワーリザーブがなくなる前に動作を停止
時計をしていないときにはムーブメントが停止状態に。「eクラウン®」が自動でスリープモードに入り、ふたたび時計を装着するとすぐに目を覚まし、正しい時刻を文字盤に設定する。これにより自動巻きにして着用していなくてもパワーリザーブ切れを起こす心配がない。
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※表示価格は本書発売時(2023年9月1日現在)の税込み価格です