2022年に刊行された『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』の第2弾として、「複雑時計編」が発売となった。本書ではここ数年ブームが続いている複雑時計に絞って、その魅力的な機能や難解に動く「しくみ」を、とにかくわかりやすく解説。奥が深いさまざまな複雑機構のしくみをご紹介しよう。
複雑時計を作る天才時計師たち
いつの時代も、画期的な時計、そして画期的なメカニズムは「天才」と呼ばれる時計師の頭の中から始まる。現代の天才時計師は、これまでの偉人たちの仕事に最大の敬意を払いつつも、自分だけのオリジナリティを加えたかつて見たことのない超絶機構で時計ファンを楽しませる。
アントワーヌ・プレジウソ
Antoine Preziuso

創造性豊かな時計を作り続ける時計師
ミニッツリピーターやトゥールビヨンなどの超複雑ムーブメントを組み立てることのできる、天才時計師のひとり。ちょっとエロティックなオートマタ(仕掛け時計)で有名で、コレクターズアイテムとして世界中にファンも多い。彼の魅力は、なんといっても徹底した職人気質であろう。パーツの組み立てからケースポリッシュに至るまですべて手作業で行い、年間生産量もごくわずか。現在は時計師の息子とともに、さらなる活躍が期待されている。
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『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ【複雑時計編】』
定価:2,420円(税込)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
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