ビジネスエグゼクティブの腕時計マネジメント

重要な商談や出張も多いビジネスエグゼクティブたちは、日頃どのように腕時計を使い分けているのか? そこで、ご自身の腕時計ワードローブを拝見しつつ、TPOに応じた装い戦略を伺った。
Profile
「CLOUDY」代表取締役社長
銅冶勇人さん(37)
ガーナを中心にアフリカの雇用・教育・健康を支援する循環型アパレルビジネスの会社「CLOUDY」を創設。最近は食器などライフスタイルアイテムの「CLOUDY TABLE」もスタート。
“第一印象を左右する手元で自分を表現したい”
腕時計とは、自分の中ではスイッチ的な存在」――銅冶さんはそう語る。毎朝、その日のスケジュールやマインドに合わせて時計を選択。身につけた瞬間から、その日のスイッチが入る。
便利なアップルウォッチも休日ジムに行ったりする時などは愛用するが、ひとたび仕事やフォーマルの場へとスイッチが切り替われば、腕元にも気持ちを注入。新卒で証券会社に入社した時、お客様に失礼のない手元をと叩き込まれた先輩の教えは今でも生きている。
CLOUDYを立ち上げた今は、日本とアフリカ、2つのフィールドを行き来するためGMT時計は必需。また、大使館や企業などにスーツで商談に行く勝負の際は信頼できる3針時計を。
大ぶりのラルフ ローレンは、タキシードなどのフォーマルスタイルに華を添えてくれる。「人の第一印象は最初の20秒で決まると言われるので、手元でもきちんと自分のプレゼンスを示したいです」
銅冶さんの時計ワードローブ(画像5点)
[銅冶さんの腕時計マトリックス]

for Business


「父が母の父から譲り受け、それを30代の時に自分に譲ってくれた」というロレックス「オイスターパーペチュアル デイトジャスト」。お守り的に背中を押してくれる1本はスーツの勝負時の心強い相棒。
for Cool-Biz
![グランドセイコー スポーツコレクション[SBGJ237]](https://www.mens-ex.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/ME2307_p54_sub9.jpg)
グランドセイコー スポーツコレクション[SBGJ237]は、シルバーとブルー文字盤のコンビネーションがお気に入り。出張からノータイスーツ、カジュアルと幅広く愛用。「つけていると歳上の方にもよく褒められます」その信頼感も大切だ。
[MEN’S EX Summer 2023の記事を再構成]
※表示価格は税込み。