好奇心を満たす人生の相棒に電気自動車で旅しよう
Volkswagen ID.4
見慣れぬ景色との出会いや寄り道での新しい発見、クルマの旅はいつも大人の好奇心を満たしてくれる。同時に、この豊かな旅の目的地は未来にも残さなければならない。地球環境にも優しい、新しいクルマの旅を最新EV車と共にご紹介しよう。

大自然、再生可能なエネルギーに満ちた島、淡路島一周の旅へ
2050年に電力自給率100%を目指し、太陽光、風力、バイオマスといった再生可能エネルギーを使った大規模発電施設が建設される淡路島。今回、フォルクスワーゲンのBEV「ID.4」に乗って、そんな未来を見据えた“環境”島へと向かった。実はフォルクスワーゲンもまた2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指す「Way to ZERO」を掲げている。昨年、日本に上陸したID.4はVW初のフル電動SUVであり、そのミッションを実現するワールドカーに位置付けられている。
新神戸駅を出発し、明石海峡大橋を渡り、車を走らせること1時間弱、自然豊かな島が見えてくる。EV専用となる新しいアーキテクチャー「モジュラー エレクトリックドライブ マトリックス(MEB)」を採用したID.4。バッテリーをボディの底全面に敷き、後輪駆動としたこのクルマは驚くほど静かな車内空間を実現しており、快適なロングドライブを楽しむことができる。また、シンプルな操作性、十分な安全性も確保。その落ち着いた走りはまさに“大衆車”を作り続けてきたVWらしいといえよう。
山道をぬけると、目の前に現れるのが「禅坊 靖寧」だ。自然との共生を意識した端正な建築デザイン、そして、大自然に囲まれた中で自らの心を見つめるひと時は、都会で忘れがちな、自然が持つエネルギーのすばらしさを感じさせてくれる。EVをすべての人々のものにするテクノロジーにすべく、開発に力を入れるフォルクスワーゲン。ID.4に乗って淡路島を旅すると、豊かな自然と持続可能な未来の姿が身近に感じられるのだ。
「Volkswagen ID.4」のディテールをチェック(画像4枚)
[訪れたのはここ]禅坊 靖寧

世界的な建築家、坂 茂氏設計の禅トリートメント施設。360度、淡路島の大自然に囲まれた山間に位置する。全長100mのウッドデッキで瞑想・ヨガをし、砂糖や油、動物性食品などを一切使用しない「禅坊料理」が供される日帰りZEN Wellness体験(4時間2万3000円~)のほか、宿泊プランもある。自然を五感で感じ、静かに自らと向き合うひと時が過ごせる。
住所:兵庫県淡路市楠本字場中2594-5
TEL:0799-70-9087
[MEN’S EX Summer 2023の記事を再構成]
※表示価格は税込み。