読者諸兄には時計好きの方も多いと思うが、機械式時計の基本構造、ムーブメントの仕組みやメカニズムまで、詳細に理解している方はまだまだ少ないのでは?と想像する。そんな方に向けた、腕時計の仕組みを“世界一わかりやすく”解説した本『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』が誕生。その中から一部をピックアップしてご紹介する。
腕時計のしくみ
時計ケースの素材【セラミックケース】
丈夫で錆などの化学変化に強いことが、ケース素材の条件。懐中時計の時代から主に金属が使われてきたが、2000年代以降は、実に多くの新素材が試みられている。素材がもつ特性が、時計に付加価値を与える。
セラミックケースとは?
多くは酸化ジルコニウム粉末を主原料とし、粒子をつなぎ合わせるバインダーと呼ばれる粘着剤を加えて金型成形した後、1400度以上の高温で焼成する。

ほぼ傷つくことがなく新品の美しさを保つ
ダイヤモンドに次ぐ硬さをもち、日常生活ではほぼ傷付くことがない。1986年から時計ケースに使われてきたが、広く普及したのは2000年以降。黒と白に始まり、今では実に多彩なカラーセラミックが存在する。
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『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』
特別定価 :1,980円(税込み)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
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