腕時計に寿命はありますか?
修理すれば一生使える、それが真の傑作時計

腕時計はあの小さなケースの中に何百もの微細なパーツを詰め込み、それらが精妙に作動しあい時間などの表示を実現する精密機械であり、ウォッチメーカーが膨大な手間と時間をかけて作り上げるマスターピースである。それゆえ非常にデリケートで、乱暴に扱えば時に故障してしまうことも。
一方で、落としたり硬いものにぶつけたり長時間水に浸したりといった手荒な扱いを避け、日頃のメンテナンスや3〜5年に一度のオーバーホール(分解掃除)を欠かさなければ、機械式、クォーツを問わず意外にも壊れることは少ない。さらにもし故障したとしても、専門技術者の手で故障パーツを交換・修復することによって、余程のダメージでもない限りきちんと元どおりに戻すことが可能となる。
つまり修理とメンテナンスを繰り返すことで半永久的に動き続ける精密機械なのである。実際に100年以上前に作られ、今も元気に動き続けている時計は世界中にごまんとある。
そうやって一生涯使い続けるだけでなく、自身から子へ、子から孫へと受け継がれてゆけるものこそ真の高級時計なのだ。
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