寝ぼけ眼もシャッキリ目覚めるバルコニーブレックファースト
部屋に戻って、友人と電話をしていたらそのまま寝落ち。気づくと4時で、もう仕方ないと水を飲んでまた寝る。ハリウッドツインにセットアップされたシモンズ製ベッドは寝心地、最高。腰痛持ちとしてはこの硬めのマットレスがほんとうにありがたい。
6時半に目が覚めてシャワーを浴び、頭が次第にハッキリしてきた。実は、7時半にバルコニーブレックファーストをオーダーしておいたので、見苦しくない程度に身なりを整えねばならぬ。

ぴったりの時間にチャイムが鳴って、2人がかりで朝食が到着。ローカルの味が楽しめるという“ザ・プロア”にしてみた。 グアムの伝統的なチャモロ料理のフュージョン朝食。

シーザーサラダはロメインレタスが新鮮でパリパリ。歯が喜ぶくらいにクリスピーなベーコンと、小さい粒?のようなトマトがかわいい。ゆでた海老とローズマリー風味のチキンも添えられていて、これだけでおなかいっぱいに。

メインはチャモロソーセージのグリルとフライドライス。目玉焼きは黄身がトロリで文句なしにウマイ。ソーセージはスパイスでかなりパンチの効いたピリ辛。となれば、たしか冷蔵庫に……。朝ビールをグビリ。いやはやこれも、仕事なのでしょうがないのだ。
ブルーベリーとカスタードのデニッシュをかじって、ヨーグルトで腸活をし、コーヒーでしめる。目の前のタモン湾のエメラルドグリーンの海を見下ろし、フィリピン海から渡ってくる湿り気を帯びた南国の空気に包まれる。ああ、天国。


時差はほんの1時間で、日本からのフライトもたったの4時間弱。かつては子どもが小さくても楽しめるという安近短のリゾートとして人気が高かったグアム。そんな場所を大人の男がひとりで行って、楽しめるのか? と少々、疑問があったのだが、今回、それをいい意味で払拭できた。そんなことをプールサイドでのんびり考えながらウトウトと。
