リラックスしたスタイルにもオールデンが欠かせない

山形のニットメーカーで個人的に製作してもらったというカシミアニットに、米国ウォレス&バーンズの5ポケットピケパンツ、オールデンのプレーントウといういでたち。「アイビーをファッション原体験とする自分にとって、ジーンズのときでも足元はスニーカーより革靴、というマインドがあります。気楽さや若々しさも備えたオールデンは、そんな志向にもぴったりはまるんですよね」
特によく履くのはローファーとキャップトウ

様々なモデルのオールデンを所有する鴨志田さんだが、中でもキャップトウやローファーは色・素材違いで揃えている。タッセルローファーも大のお気に入りで、「自分にとっては最高の完成度」と鴨志田さん。意外にもVチップはあまり履かないそうだが、「いつか出番がくるはず」としっかり購入している。
鴨志田康人 Yasuto KAMOSHITA
Profile
1957年生まれ。自らのブランド「カモシタ」に加え、ポール・スチュアートの日本におけるディレクターも務める。当代きってのウェルドレッサーとして知られるほか、建築、アート、食などライフスタイル全般に通じる真の粋人。
[MEN’S EX Autumn 2022の記事を再構成]