時計あるあるトラブル集!?
機械式時計は非常に繊細な構造や緻密なバランスで成立しているアイテムだ。十分に分かっちゃいるけど、ついついやってしまうNGな使い方をピックアップ。
1. 水中でクロノグラフを操作!

頼りがいあるルックスのダイバーズを手に入れたなら、使い倒したくなるのが人情だ。さらにクロノグラフが付いていたなら、潜水時間計測にチャレンジしたくもなる。しかし水中でのプッシュボタン操作は禁物。水圧等にもよるが、ヘタをすると内部に水が浸入することもあるので要注意だ。
2. 時計のゼンマイを巻きすぎた

手巻き式の時計は自分の時間を自らが作りだすかのようで非常にロマンチック。いきおいよくリューズを巻く力にも熱が入る人も多い。きっちり最後まで巻き上げようとするのは分かるが、巻き止まり以上に回すとゼンマイが切れてしまう。終点を探りつつ重みが強まったらゆっくり巻くべし。
3. 金無垢の時計をゴシゴシ布で磨きすぎた

金色の輝きはステンレススティールにはないリッチ感が最大の魅力。そのポテンシャルを十分に引き出すべく頻繁に磨いている、てな人はぜひ気をつけて。18Kは金属の中でも比較的軟らかい素材であり、布に付着した塵や異物などで擦れてキズとなる場合が意外に多い。磨き布は清潔なものが絶対だ。
4. スマホの上に置きっぱなしに!

もはや日用品として腕時計以上にマストな存在である携帯電話。ともに手元にて用いるアイテムだけに近づけてしまいがちだ。特にスマートフォンはスピーカー付近に強い磁力を持ち、近づけておくと時計が磁気を帯びてしまうこともある。仕事や作業時など、意識して離しておくのが賢明だ。

髭ゼンマイ男爵
先祖の遺産を時計趣味に注ぎ込むことで、それなりのコレクションと知識を確立したセレブ。ひまグチ君の時計の師匠だが、常にほろ酔いのため脇が甘い?

ひまグチ君
恩ある男爵からかすめ取った時計で、いっぱしのマニアを気取るヒマ人。ネットの情報だけで知ったかぶるので失敗多数。でも時計は大好きという愛すべき小物。
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