[中間] Cotton(コットン)
CESARE ATTOLINI(チェーザレ アットリーニ)

立体感のある仕立てが都会的な風格を生む
ハンドを駆使したナポリの代名詞・アットリーニ。手仕事ながらこの端正な佇まいはさすが。軽やかで柔らかくシルキーな素材はシーアイランドコットン100%の同ブランドオリジナル生地だ。72万6000円(ディエトロレクインテ)
適応時期: 5〜9月
ケアのしやすさ: ★★★☆☆
特徴: 吸水・吸湿性が高く、丈夫なコットン生地は、カジュアルなスーツやジャケットに向く、コストパフォーマンスの良い素材。通常、スーツのシワはNGだが、ことコットンスーツに関しては、着るほどにこなれて見える。
[Casual寄り] Linen(リネン)
PAUL STUART(ポール・スチュアート)

トラッドの仕立てこそリネンの寛ぎ感が生きる
パッチポケットと寛いだ仕様ながら、ゴージラインが低く設定された幅広ラペルがトラッドな印象。ソフトな風合いのリネンこそ、ゆとりある大人のスタイルを楽しみたい。ジャケット8万9100円、パンツ3万6300円(リング 東京店)
適応時期: 6〜9月
ケアのしやすさ: ★☆☆☆☆
特徴: 亜麻の繊維を原料とした服地で、吸水・速乾性に優れる。またひんやりした感触から、春夏のスーツ素材として定番的に用いられる。淡い艶や随所に現れるリネンならではの節感は見た目にも涼しげだ。
[MEN’S EX Summer 2022の記事を再構成]
※表示価格は税込み