羽織れば絵になる主役アウター
キャシープリヴェの「フーデットコート」

グレージュの色合いが大人のエレガンスを演出
フィッシュテールを排除し、ドローコードで調整可能なシルエットなど、上品に使えるモッズコート。ポリエステルをベースにコットンの風合いが楽しめる混紡素材。フードはボタンで着脱が可能。5万9400円(meSTORE)
平澤 暖冬続きの日本の冬。スーツやジャケットにニットなどを着こんでいると、アウターはこれくらいライトなものがちょうどよかったりする。
樗澤 重ね着好きな私にとっても、このくらいのボリューム感が良くてミリタリー由来のアウターにM.E.的カジュアルの合わせも好みです。
平澤 確かに、オフに一枚あると、ばさっと羽織れる便利さもあり、色が淡いグレージュでクリーンな印象なので、ミリタリー由来とは言っても上品。
樗澤 モッズコート自体は、もともとフィールドジャケットの上に着ることを想定した外套なので、身幅や袖はもちろん、肩周りにもゆとりがあります。
平澤 ストリートのオーバーサイズとは明らかに異なる、大人の抜け感が楽しめそうだけど、どんな風に着たい?
樗澤 そうですね。例えば、綿ギャバのパンツに素材感のある厚手ニットを合わせた上からガバッと羽織る。あるいは、今季注目している薄レザーのカーディガンに合わせてもいいかも。
平澤 なるほど。もう少し大人っぽく着るなら、ジャケパンにもありだね。
樗澤 確かに、ウエストを絞って上品に着こなせば、オンでもいけますね。気に入りすぎて、今度meSTOREでも販売を開始させるんです!
話したのはこの2人
平澤香苗(編集長)
モッズコートというと『踊る大走査線』の青島刑事が颯爽と羽織る姿を思い出す世代。
樗澤広樹(ファッション担当)
とかくレイヤードで遊びがち。冬でもこれくらいの薄手アウターがあれば楽しめる。
Brand HistoryCASSY PRIVÉ(キャシープリヴェ)
キャシーから誕生した上質なカシミアウェアに合わせるコレクションとして2020年に始動。国内屈指のブランドでキャリアを積んだデザイナーが集まりリュクスなライフスタイルを提案。
[MEN’S EX Winter 2022の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み