全方向に進化した三菱アウトランダーPHEVモデル、旧型オーナーもうらやむ実力とは?

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PHEVユニット改良でより遠くまで走れるように

三菱アウトランダーPHEVモデルのエンジン
最高出力98kW/最大トルク195Nmを発生する2.4リッターエンジンに、2つのモーター(定格出力40kW)を組み合わせた。

さて、あらためてアウトランダーに搭載されたPHEVユニットを紹介しておこうか。基本的なシステムは先代のユニットをベースとしたもので、フロントに2.4リッターガソリンエンジンは充電用に使いつつも状況に応じてフロントモーターとともに駆動力にも利用。リアに独立したモーターを備えることで前後駆動力を独立してコントロールする。モーター出力は前後ともにアップ、また、駆動力バッテリーにおいては小型化しながら出力を引き上げるといったスペックアップも特徴だ。

三菱アウトランダーPHEVモデルのコンソールボックス背面とラゲージとAC電源のコンセント
コンソールボックス背面とラゲージ(運転席側)には、最大出力1500Wの100V AC電源のコンセントを用意。ちなみに、AC電源使用時にバッテリー残量が少なくなると、自動的にエンジンが始動し充電を行うそうだ。

いうまでもなくプラグインゆえに外部からの充電も可能で、さらに新採用となった樹脂製シールドガソリンタンクの容量を56リッターへと増したことも手伝って、総合航続可能距離を伸ばしたことはもちろん、EV走行換算距離も最大で87km(WLTCモード・Mグレード)を実現。また、これまで同様に100V AC電源出力(トータル1500W)や、クルマと住居をつなぐV2Hにも対応。V2Hでは、先代で一般家庭電力量の約10日分とされた供給量を、12日間にまで高めているとのことだ。

三菱アウトランダーPHEVモデルの充電口
充電はAC200Vの普通充電と急速充電に対応。急速充電なら約38分で80%まで充電することができる。

2025

VOL.345

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