環境問題に対して高い意識を持つデザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏の哲学を食で表現する「アルマーニ / リストランテ」では、食に関するSDGs活動を積極的に行っている。

今年3月には、廃棄食材を有効的に使い、イタリアンファインダイニングに昇華させた「ロスフードメニュー」をスタートさせ話題を呼んだが、今回、新たなSDGsに取り組んだ新プロジェクトが登場。

それがコチラ、テイクアウト用の「BENTO BOX」。包んである布は日本の伝統的なFUROSHIKIで、これは豊島株式会社が開発した「フードテキスタイル」（廃棄食材を使って生地に染色をする取り組み）に、アルマーニ / リストランテやエンポリオ アルマーニ カフェから出たコーヒーの出し殻を使用して染色したもの。生地には半端な分量が余ってしまったために廃棄予定だったオーガニックコットンを使用と、ここにも環境への配慮が感じられる。

BENTO BOXの内容は、全6種。こだわりの和牛で作り上げた自家製ブレザオラとトリュフがふんだんに入った贅沢なブリオッシュ、本マグロとキャビアをシンプルな味付けで仕上げたタルタルなどの前菜に加え、円筒形のパスタ「カネロニ」になすのピューレを詰めたものやメインの煮込み料理のお肉など、時間が経っても美味しく食べられるメニューが揃う。

また、フルーツタルトとシグニチャーデザートの1つであるアルマーニティラミスと、ドルチェ2品がついているのも嬉しいポイント。1日10個限定なので、秋の味覚をお弁当で味わいたい方はぜひお試しあれ。