【Arrange!】
同じネイビー系でも色味によって印象も変化

さきほどと同じシャツをベースに、スーツとタイを変えてみる。
「スーツはライトネイビー。タイもより光沢感のある小紋に。清潔感はそのままに、さきほどよりも華やかさが生まれます。状況に応じてネイビーの濃淡を着分けることで、ビジネスシーンにふさわしく、さらに自分らしさも楽しめるのです」(森岡さん)
「顔映りがより明るくなりますね」(谷野さん)。
スーツは遠目無地に見えるが、近くに寄るとうっすらと織り柄が浮かび、着こなしにさらに奥行きを持たせる。

スーツの基本色であるネイビーやブルーは、そのバリエ―ションを知っておくと様々な状況に対応できて便利。「今日着たスーツを軸に、ストライプや小紋、ペイズリーなど、ネイビーやブルーベースのネクタイのバリエーションでアレンジするだけでも印象が変わっていきます。ぜひチェックしてみては」(森岡さん) タイ各1万2100円/ロバート フレイザー(アイネックス)
今回、ポルシェセンター中大阪で開催された「スーツアカデミー」、参加されたセールスパーソンの方からも、「スーツをきちんと意図して装うことで初対面時の印象を良くすることができると感じました」、「当日の商談予定に合わせて着こなしを考えられるヒントになった」という声が多かった。

ポルシェセンター中大阪
大阪府大阪市西区新町2丁目20-11
TEL:06-4391-2401
MEN’S EX【スーツアカデミー】
スーツを中心に、ドレス~ビジネスカジュアルにおけるまで、ビジネスにおける身だしなみのノウハウをレクチャー。その職種、企業、ビジネスパーソン個人が置かれた状況にふさわしいスタイルの基本から応用までを網羅したプログラム。
アカデミーのお問い合わせはコチラ ⇒ MEN’S EX編集部
【me@sekaibunka.co.jp /スーツアカデミー担当者宛】
今回の、スーツアカデミーの講師はこの2人

ファッションディレクター
森岡 弘さん
雑誌、広告でのスタイリングのほか、アスリート、ミュージシャン、政治家、企業人などのパーソナルスタイリングや、企業、メーカーへの制服のプロデュースなど幅広く活躍。

MEN’S EX編集長
平澤香苗
2020年9月より現職。Instagramのフォロワーは約7300人、イタリアをはじめ豊富な海外人脈を生かした「ピッティ・ウォモ」での速報ポストも人気。
撮影=上仲正寿 スタイリング=森岡 弘 ヘアメイク=高本マサノリ(LEVRE)