ビジネスの装いとは、その人の第⼀印象を決めるコミュニケーションツールの⼀つ。
MEN’S EX編集部がまとめた新刊『ビジネスの装いルール完全BOOK』は、そんな「きちんと感」の装い方をスーツ、ビジネスカジュアル、冠婚葬祭などのフォーマルまで網羅しています。ここでは、その中から一部をピックアップしてご紹介!
特別なハレの日の「適切」を知っておこう
「ドレスコード指定」時の正解

招待状が届き、そこにドレスコードが書かれていたら、きちんと理解して守るのが出席者のマナーだ。基本となるルールをしっかり把握し、場に合わせたファッションで出かけよう
[ダークスーツ]パーティで広く用いられる
“抑制”と“華やぎ”の装い


最も活用度の高いフォーマルスタイルの王道
様々なパーティやレセプションで最も広く用いられるドレスコードが「ダークスーツ」。濃色のスーツが基本で、派手なストライプやチェック柄は相応しくない。
フォーマルの格付けとしては略礼装にあたり、抑制美を機軸にした装いが求められるが、夜の会の場合は華やぎも意識したいところだ。
スーツは光沢のあるファインウールやシルク、カシミア混の上質素材が適切。タイも柄は控えめにしつつ、素材感は艶やかなものを選ぶとエレガントな装いになる。
【ダークスーツ】4つのルール
[RULE 01]濃紺か濃グレーのスーツ
ネイビーもしくはチャコールグレーが定番。濃色ならば落ち着きを、程よい光沢で華やかさを主張できる。シャドーストライプなど無地調の柄も許容される。
[RULE 02]シャツは白無地が基本
礼装であれば白無地シャツが基本。サックスブルーの無地も許容範囲だ。織り柄入りも選択肢としてあるが、落ち着きをモットーに。生地はドレッシーなブロードなどを。
[RULE 03]タイは光沢が肝
華やかさを意識して、光沢のあるシルクサテンやツイルなどが適格。一般的なシルバーグレー系のほか、ネイビーや茶などシックな色もOK。無地や控えめな織り柄が○。
[RULE 04]靴は黒の内羽根
黒のカーフの内羽根ドレスシューズが暗黙のルール。なかでも黒のストレートチップが鉄板で、内羽根プレーントウも適格。オペラパンプスは格式が合わず適さない。
さらに詳しく知るにはコチラ!
「ビジネスの装いルール完全BOOK」

<⽬次>
第1章: 知的に⾒せるサイズ選びの正解
第2章: スーツの装い、基本の着⽅
第3章: 合わせ⽅の基本セオリー
第4章: ⾜元こそ装いの画⻯点睛
第5章: 上質な快適を装う
第6章: ⾮⽇常時にこそ試される教養
第7章: スーツのディテールには役割がある
本体価格:1000円+税
発行:世界文化社
[『ビジネスの装いルール完全BOOK』の記事を再構成]