ビジネスの装いとは、その人の第⼀印象を決めるコミュニケーションツールの⼀つ。
MEN’S EX編集部がまとめた新刊『ビジネスの装いルール完全BOOK』は、そんな「きちんと感」の装い方をスーツ、ビジネスカジュアル、冠婚葬祭などのフォーマルまで網羅しています。ここでは、その中から一部をピックアップしてご紹介!
服を「印象に残すな」
お詫び服は「消防服」。いつでも着られる準備を

ビジネスにおいては、謝罪をしなければならないときやドレスアップして出かけるパーティなど、非日常ともいうべき場面にちょくちょく遭遇する。そんな不足の事態にも常時準備ができているというのも、大人の「きちんと感」として大切なことだ。
その場でどのように装えるかで、教養の有無や意識の高さが顕著に表れる。そのポイントとなるのが、服の印象ばかりを残さないということ。
特にお詫びの服は「何を着ていたか思い出せないぐらいがベスト」である。服装よりも言葉と誠意が印象に残ることが肝心だからだ。
そのためにはお詫びの服は“消防服”と心得て、いつでも着られる用意をし、いつでも的確に相手の怒りの火を消せるスタイルを準備しよう。
お詫びスーツ、この6POINTSをCHECK
印象に残すのは服ではなく“言葉と誠意”と心得よ
黒っぽい地味なコーディネートが望ましいが、黒スーツは逆にマイナスに映る恐れも。無彩色で落ち着いた印象のあるダークグレースーツが無難だ。そしてあとはひたすら基本に則った正統アイテムを。装飾品は一切NGだ。