今のジャストフィットはどれくらい?
これがお手本!

これまで触れてきたとおり、ここ5年ほどでスーツは完全に“クラシック”へ回帰し、ジャストフィットの概念も以前とは大きく変わっている。肩の内側に入り込むような狭い肩幅、ボタン部分が引きつれるような細いウエスト、脚に張り付くようなパンツはもはや過去のもの。ダボつかず、パツパツすぎずの“程よいゆとり”が今の基本だ。もちろん、それを理解したうえで細身に攻めるのはアリだが、まずは基本を知ることが先決。
ラペル幅の主流は?
今なら9cm程度

着丈と同様、ラペル幅もクラシック回帰後は主流が変わっている。既製品なら9cm前後のものが多いが、オーダースーツなどではより幅広のものも多い。
ゴージ位置の基本は?
袖山とほぼ同じ高さ

現在は上の写真くらいがスタンダードになっている。ただしこちらもブランドによって異なり、もう少し低くても美しい。極端なハイゴージは避けた方が無難だ。
パンツは必ずダブルにすべき?
現在はシングルもアリに

礼服以外なら必ずダブルと決めている方も多いかもしれないが、この機会に再考を。写真の白黒千鳥柄のようにシャープさが身上のスーツなら、ミニマルなシングル仕上げにするのもクールだ。
ダブル幅の正解は?
パンツのドレス度次第

ダブル幅は3.5〜4.5cmが基本ということに変わりはないが、写真のようにカジュアルな素材の場合、3cmで軽快に仕上げるのもアリ。パンツのドレス感によって使い分けるのが現在の正解といえるだろう。
[MEN’S EX Summer 2021の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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