ビジカジ主流の今、最も汎用性の高い紳士の足元と言えば? 本誌公式ECサイト「meSTORE」に登場した新キャラクター“ふく部長”とヒラ社員の対話から、今買うべき一足を探ります。

話したのはこの2人
ふく部長
コロナ禍に部長職となったエグゼクティブ。お洒落の知識と着こなしのセンスから、誰が呼んだか通称「ふく部長」。ニューノーマルに適応すべく部下に気を遣う一面も。髪はロマンスグレーに移行中。
ヒラ社員
なかなか新人が入ってこない中堅ヒラ社員。ニューノーマルな働き方を目指しつつ、スーツをバシッと着こなして「デキるビジネスマン」に見られたい煩悩ももつ。お洒落メガネ男子で、結構イケメン。
オンにもオフにも映える、本物の英国靴
ヒラ社員(以下、ヒラ) 部長、ご相談があります。
ふく部長(以下、部長) ほう、君から相談とは珍しいね。言ってごらん。
ヒラ 新しく靴を買おうと思っていまして……。どれがいいかなと。
部長 なんだ仕事の話じゃないのね。君みたいないわゆるビジカジっぽいスタイルだと、ローファーがいいと思うよ。実際に人気だし。ほら、こんな感じ。
ふく部長のおすすめ
ヒラ なるほど。確かにややカジュアルな仕事スタイルだと、かっちりした内羽根のヒモ靴って違和感がありますよね。ローファーだと何がいいんですか?
部長 まず、汎用性の高さ。かつてはスーツにローファーはNGと言われていたけど、今やよほどフォーマルな場でなければ問題ない。つまり日常の仕事シーンだったら一番かっちりしたスーツから、一番くだけたデニム通勤みたいなシーンまでコレ1足でカバーできるんだ。
ヒラ それは心強い!
部長 さらに、デニムに似合うということは休日にも使えるってわけだ。あと脱ぎ履きもしやすいから、余計なストレスがないのもポイント。
ヒラ でも休日はスニーカーでよくないです?
部長 いやいや、いい歳した大人が失敗する典型例が「くだけすぎた休日着」なんだ。スエットにスニーカーでウロウロしていいのは20代前半まで(断言)。休日もシャツくらい着て、そこに足元を革靴にすればコーディネート全体が引き締まって見える。