シャツイチがどうしても様にならない
リネンのニュアンスで味つけをしよう

ジャケットやネクタイでコーディネートの妙を発揮できないぶん、洒脱に仕上げるのが意外と難しいシャツイチのビジネススタイル。色柄ものに頼るのもいいが、夏ならではの素材で味つけをするのも粋だ。その象徴といえば、やはりリネン。優雅なシワがもたらす軽やかさにより、基本の白無地もニュアンス満点に。初心者なら、肌が透けにくい綿麻素材がおすすめだ。
白シャツをノータイで着るとなんだか貧相……
イタリアンカラーのシャツで襟に立体感を出そう

一般的なドレスシャツはタイドアップを前提に設計されているため、ただタイを外しただけの装いは物足りない印象になりがち。そこで重宝するのが、台襟を省いたイタリアンカラー。ふんわりとした襟の“返り”が特徴で、タイを外しても胸元が立体的に見えるのだ。クールビズの相棒として活用を。
襟のロールがふんわり

[MEN’S EX Summer 2021の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み