ビジネスの装いとは、その人の第⼀印象を決めるコミュニケーションツールの⼀つ。
MEN’S EX編集部がまとめた新刊『ビジネスの装いルール完全BOOK』は、そんな「きちんと感」の装い方をスーツ、ビジネスカジュアル、冠婚葬祭などのフォーマルまで網羅しています。ここでは、その中から一部をピックアップしてご紹介!
座って足を組んだとき、うっかりマナー違反!?
紳士たるもの、ロングホーズを
節度ある紳士ならば、ビジネススタイルで必要以上に肌を見せるというのは、ご法度だ。きちんとした靴下を選んで、品格アップを心がけるべし。

肌を見せないのが正統スタイル
欧州の教養ある紳士は夏場もロングホーズ
内勤や休日なら素足履きもありだが、重要な商談の場などでは軽薄に映ってしまう。ビジネスではたとえ夏場でもきちんと靴下を着用すべきだ。
そのときに選ぶべきは足を組んでも脛が露出しないロングホーズ。首から上と手首から先以外、肌を露出しないことは男の服飾ルールであり、品と礼節を重んじる海外の正統派紳士は須くロングホーズを選択する。
ロングホーズの色柄は、ネイビー無地が王道。周囲に差をつけたいなら、黒や赤の無地、ドット柄などもおすすめだ。パンツと靴の間に位置する靴下は、色や柄の連続性を意識するとお洒落な足元が完成する。
意外と多い「靴下が浮いてしまう」悩みにアンサー
靴下はパンツ&靴との連動性を持たせて履くべし
どこに出ても礼を失しない大定番の足元演出


ダークネイビーのソックスは幅広い装いで使える万能ソックス。ネイビーパンツと黒のシューズの間に挟むと、よりドレッシーさが際立つ。誠実さや知性をアピールしたいときの鉄板だ。
ライトトーンのパンツはその濃色で馴染ませよう


ソックスの合わせが難しいのがライトトーンのパンツ。パンツと靴の中間色であるミディアムグレーを選べば、足元に連続性が生まれる。多くのパンツと靴において中間色靴下は有効だ。
タイと連動した色で洗練された差し色を投入


カラーソックスを着用する際は、Vゾーンに同系色のタイを持ってくるとしっくり馴染む。ミディアムグレーパンツとブラウンの靴は、ボルドーのソックスと相性が良く、足元が落ち着く。
装飾性を楽しみつつベースの色はシックだと◎


ペイズリーなど強い柄が入った靴下は、柄や素材で表情を高めたパンツを合わせると落ち着く。靴は装飾性の高いセミブローグを選択すると、ソックスの存在感がしっくりと馴染む。
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「ビジネスの装いルール完全BOOK」

<⽬次>
第1章: 知的に⾒せるサイズ選びの正解
第2章: スーツの装い、基本の着⽅
第3章: 合わせ⽅の基本セオリー
第4章: ⾜元こそ装いの画⻯点睛
第5章: 上質な快適を装う
第6章: ⾮⽇常時にこそ試される教養
第7章: スーツのディテールには役割がある
本体価格:1000円+税
発行:世界文化社
[『ビジネスの装いルール完全BOOK』の記事を再構成]