ソブリン ブランドディレクター 太田裕康が思う
ニッポンビスポークが世界に誇る[独自性]
ユナイテッドアローズを代表するビスポーク愛好家、太田裕康さんが手放しで絶賛するニッポンテーラー「コルウ」。氏をそこまで満足させたものとは、一体なんだったのだろうか?

着ると背筋が伸びるような心地いい緊張感が魅力です
COL(コルウ)
ジャケットはもちろんパンツの仕上がりにも感動
神戸・元町で1981年に創業したビスポークテーラー。ユナイテッドアローズでも2007年より定期的にトランクショーを行っている。写真は2010年に太田氏が初めて仕立てた一着。「冴えない准教授みたいな雰囲気に、とリクエストしたのですが、上がりは凄く洗練されていた。当初の思惑とは違いましたが、逆にコルウの美意識に惚れ込むきっかけになりましたね。パンツの出来が素晴らしいことにも感服。これも日本人が仕立てるスーツならではですね」
Profile
ブリン ブランドディレクター
太田裕康さん
ユナイテッドアローズの高級紳士服レーベル「ソブリン」を統括。若いころは自費でピッティに赴いたこともあるほどの服好きで、その審美眼は業界随一と名高い。時計やクルマにも造詣が深く、プライベートでは大の釣り好きという一面も。