ビジネスの装いとは、その人の第⼀印象を決めるコミュニケーションツールの⼀つ。
MEN’S EX編集部がまとめた新刊『ビジネスの装いルール完全BOOK』は、そんな「きちんと感」の装い方をスーツ、ビジネスカジュアル、冠婚葬祭などのフォーマルまで網羅しています。ここでは、その中から一部をピックアップしてご紹介!
全部「留めたら」台なし
留めない方がいいボタンを知っておこう。

スーツのジャケットはシングルの場合、多くが2つボタンと3つボタンの2タイプ。ジャケットのボタンはすべてを留めるためにあるのではなく、飾りとしての役割のものも存在する。
それが「アンボタンマナー」と呼ばれるもので、一番下のボタンは飾りで外すのが基本。ボタンをすべて留めてしまうと、ジャケットのシルエットが崩れ、余計なシワが入ってしまうことになる。
3つボタンの場合、以前は上中ボタンの2つ掛けジャケットも存在したが、現在主流の3つボタン段返りのタイプは、真ん中1つ掛けが鉄則。
ただしこれはあくまで立っているときの話。座るときはそのままだとシワになるので、ボタンをすべて外すということも基本ルールとして覚えておきたい。