ビジネスの装いとは、その人の第⼀印象を決めるコミュニケーションツールの⼀つ。
MEN’S EX編集部がまとめた新刊『ビジネスの装いルール完全BOOK』は、そんな「きちんと感」の装い方をスーツ、ビジネスカジュアル、冠婚葬祭などのフォーマルまで網羅しています。ここでは、その中から一部をピックアップしてご紹介!
「長さ」に失敗の落とし穴

せっかくスーツを着るのなら、それによって「きちんとした人」に見られたいし、仕事ができる人だとアピールしたい。
「スーツさえ着ればかっこよく見える」と思っている方も多いのだが、それを素敵に見せるために、一番重要なのは、それが高級かどうかなどではなく、「サイズ感」である。
体型の良し悪しにかかわらず、貴方にとってのジャストサイズなスーツは必ずある。そしてスマートに正しくスーツを着たいなら知っておくべきポイントの最たるものが「長さ」。
ジャケットの着丈や袖丈、パンツの裾丈の長さは、見た目の印象を大きく左右する。それゆえスーツを購入する際には必ず試着し、必要があればお直しをすることが肝心だ。
ジャケットの丈の長さの正解は……
貴方のお尻はきちんと隠れていますか?

[正解は]きちんとお尻が隠れる長さ
上着の裾はお尻を隠すのが基本だ。お尻と太ももの境目が少し見えるぐらいの長さが、理想と言える。若い世代のスーツには短丈のデザインのものもあり、お尻が丸見えの寸足らずのデザインも見受けられるが、大人の装いには適さない。また長すぎると野暮ったくなるので注意すること。
こんな仕草が似合うのもジャケットの丈が適切だから。

