
使い勝手のいい財布「ミニ2つ折り」を9つに厳選!
【2021春財布名鑑#3】
小型ボディにたくさんのアイデアを凝縮した、まさに機能美の集合体とも言えるミニ財布が人気だ。コンパクトで軽いから、手ぶらで出かけたい休日にも身軽に持ち出せる。昨今は、“小さい”や“薄い”など、コンパクトを売りにした財布も数多く展開され、売り場で悩むこともしばしば。
そこで今回は、コンパクトで機能性の高い「本当に使える財布」だけを厳選した。内装の構造や使い勝手も写真で詳しく解説しているので、店頭へ足を運ぶ前にこちらでじっくりと品定めをして、失敗のない買い物をしてほしい。
トッズ

シンプルでかつエレガントなシボ革が大人の男にふさわしい二つ折りのウォレット。外装にはブランドロゴがさりげなく刻印され、内装は札入れとコインポケット、複数のカードスロットを備える。モノトーン調のグレーとバイカラーになったイエローの内装が、イタリアブランドらしい程よい遊び心を演出してくれる。大人の余裕を感じさせる逸品だ。縦9×横10×マチ3cm。3万6000円(トッズ・ジャパン)

札入れ1、コインポケット1、カードスロット3つを備える。
ジェイエムウエストン

ブラックの滑らかなカーフレザーとネイビーのボックスレザーで作られたスマートウォレット。特徴的なのはスリット上部を優雅にカーブさせたカッティングだが、実はこれ、ジェイエムウエストンが誇る名作「シグニチャーローファー #180」のサドルストラップにあしらわれた窓の形状をモチーフにしている。縦10×横8.7×マチ2cm。4万4000円(ジェイエムウエストン 青山店)

札入れとカードポケット4つのシンプル設計。余分なパーツ類が少ない分、ボックスカーフの美しさが際立つ。
シセイ

二つ折りタイプのコンパクトなレザーウォレットは、極上のレザーアイテムを展開するシセイの逸品。札部分は2室になっているため、自由な使い分けが可能。小銭入れ付きだがパンツのポケットやジャケットの内ポケットにもすっきりと収納できるサイズ感が人気に。内側も同革で仕上げているため高級感漂う表情に仕上がっている。不必要な芯材などは使用していない本格仕立て。10cm角。5万円(ストラスブルゴ)

カード入れを3つ、札入れは2室構造になり、便利な小銭入れも備わる。
ジ・ウォームスクラフツ マニュファクチャー

蝋引き仕上げのコードバンは使い込む程に蝋が馴染み、独特の艶感の味わい深い逸品に仕上がる二つ折り財布。シャツの胸ポケットに入るほどのコンパクトさながら、札入れ、マチ付きコインポケット、カード収納を備える。コードバンの堅牢性に加えて、シンプルかつ長く持ち続けることができる普遍的なデザインは、ギフトとしても人気だ。縦9.6×横9×マチ1cm。3万5000円(ジ・ウォームスクラフツ マニュファクチャー BANKS 旗艦店)

札入れ1室、マチ付きの見やすいコインポケット、カード段も3ポケット、サブ収納3ヵ所を配する充実の内容だ。
カミーユ・フォルネ

シルクのように滑らかな手触りのヴォーリス素材にリズミカルなプリーツ仕様がアクセントになった二つ折り財布。コインケーススナップボタン付きのコンパートメントを備え、フラットポケットやカード用ポケットを装備する。外装同様、内装のシックなインディゴブルーの色合いが大人の上品さを演出する。縦9×横10×マチ1.5cm。14万円(カミーユ・フォルネ 銀座本店)

コインケースはスナップボタン付きコンパートメント、フラットポケット2つ、カード用ポケット3つが備わる。