ライター・ツルハラ 奥嶋プロが言う「イケそう」というのは、構えたときに不安を抱かずにちゃんと打てそうという意味ですね(笑)。「P・7MC」のヘッドサイズは「P・7MB」よりもひとまわり大きく、ソール幅も広め。ソールの幅で重心位置を調整しつつ、地面との接地面積を減らすためにソール後方が少し削られたデザインにもなっているんですよ。



奥嶋プロ 「P・7MC」のロフト角は34度なので、同じ7番アイアンでも「P・7MB」より3〜4ヤードぐらいは飛びますね。打ち出しが高く、スピンが少し少なくなるのが特徴みたいです。
ライター・ツルハラ 僕は以前にコースで打ち比べましたが、数値で見ると小さい差でも、コースで打つと球筋がずいぶん違いました。「P・7MC」のほうが打ち出しから球が高く上がり、ずいぶんラクに打てる印象を受けました。次に打ってもらう「P・770」は、中空構造のヘッドでソールにはスピードポケットも搭載されたハイテクモデルです。