J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)

白レザーの風合いに勝算あり
ブランドのアイデンティティが詰まった新作「オンタイム スニーカー #624」。丸みを帯びたベーシックなコートシューズをモチーフにしつつ、緻密な縫製と最上質の素材使いで唯一無二のスニーカーに仕上げている。サイドには3連のパーフォレーションをあしらい、ドレスシューズブランドらしいアクセントをプラス。ちなみにアウトソールにはブランドイニシャルの“W”がグラフィカルにちりばめられている。
左上:さりげなくトリコロールカラーを採用してフレンチテイストを薫らせたもの。
右下:クールなモノトーンで仕上げた一足。各8万円(ジェイエムウエストン 青山店)
STYLE
色数を極力絞りクリーンにまとめて

時代を超えたベーシックデザインゆえ様々なスタイリングに合う靴だが、ビジネスカジュアルで活用するなら極力ミニマルに装うのがいい。色数を極力絞り、ほぼモノトーンでスタイリングすれば、スニーカー姿もカジュアルに見えすぎず、清潔感のある印象を演出することができる。
J.M. WESTONのスニーカー
ココがスゴイ!
一見ベーシックなコートシューズだが、足を入れるとクオリティの高さに驚くはず。大きな要因はレザーの上質さで、ドレスシューズ同様にきめ細かな最高級カーフを採用している。やさしく包み込まれるような履き心地は贅沢そのもので、一度味わうとやみつきになるほどの心地よさだ。
Point!
ベーシックなコートシューズを最上の素材で
[MEN’S EX 2021年1・2・3月合併号の記事を再構成]