トレンドの追従はしたくない……なら
個店の独自性から味ある装いを知る
メジャーなトレンドをフォローするだけじゃなんだかつまらない。そんなちょっと天邪鬼な方は個店の名物オーナーたちから装いを学ぶべし。
大手ショップとはひと味違う彼らの独自性は自分だけのスタイルを築くよきヒントになるはずだ。
齋藤服飾研究所 代表 齋藤秀明さんの場合


ネクタイは最高の“アクセサリー”だ
「ジャケットは’80年代のヴィンテージ生地で作った齋藤服飾研究所のオーダー品。パイピングをあしらってカジュアルに仕立てました。個人的にはこういうジャケットを着るときでもネクタイを合わせたいですね。ニューノーマルとはいえ、男にとって貴重な装飾品であるタイをしなくなるのはもったいない。これからの時代こそ、タイを“アクセサリー”として楽しみたいですね。ちなみにこちらはタイドニスタというブランドで、よく見ると遊びのあるモチーフがジャカードで織り込まれた一本です」
[MEN’S EX 2020年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)