日本の食材を豊富に使って‟ナポリの味“を再現!
「アルマーニ リストランテ 銀座タワー」の新メニュー

「エレガンスとは、知られることではなく、思い出されることである」ジョルジオ・アルマーニ氏の名言を引用するのは、9月24日に新しいスタートを切った「アルマーニ リストランテ 銀座タワー」のエグゼクティブシェフに就任したイタリア人シェフ、カルミネ・アマランテ氏だ。
アルマーニ/銀座タワーの10階にあるレストランとバー、表参道の「エンポリオ・アルマーニ・カフェ」のメニュー開発からチームの統率を一手に引き受けることになったアマランテ氏は「食べ終わったら、忘れられてしまう料理ではなく、『また食べたい』と思い出してもらえる料理を作っていきたい」と語る。
10月に30歳になったばかり、「アルマーニ史上最も若い」シェフではあるが、その経歴は華麗だ。ヘルシーな料理で知られる、イタリアの三つ星、「ラ・ペルゴラ」のハインツ・ベック氏に師事し、任された東京店では一つ星を獲得。さらにはメニュー開発も行い、作った料理はポルトガルやドバイなど、世界各地の支店のみならず、本店であるラ・ペルゴラで採用されることもあったほど。
「ただ、これまで作ってきた料理はあくまでもハインツ・ベック氏のスタイル。今回、自分の名前での料理を提供するにあたって、表現したいのは自らのルーツで、美食の町としても知られるナポリの味を洗練された表現で提供すること」と語る。