おさえるべき…チーフの習慣
チーフは飾りではなく教養です

ポケットチーフを挿すと“洒落すぎている”と捉えられがちだが、海外のビジネスマンの間ではむしろ、タイをするようにポケットチーフを挿すということは当たり前のマナー。あらためて、ポケットチーフの魅力は何かを考えてみる。
「チーフを控える」はもったいない
チーフの有無でこんなにも印象の違いが……

ビジネスシーンにおいては、ネイビーやグレーなど、色味が単調になりやすいスーツ姿の胸元に、アクセントとしてポケットチーフを挿すことがマナーとして知られている。シーンによってはあまり派手なものは避けた方がいいが、ポケットチーフでワンポイント加えることは、身だしなみに気を遣う人として好印象を与えることにもつながる。
残念ながら日本では、フォーマルなシーン以外ではポケットチーフを挿すことをあえて控えてしまう方も少なくないのが現状だ。この機会に是非、スーツスタイル=ポケットチーフを挿すのが当たり前であると心得ておいてもらいたい。
さらに…ノータイ×JKをより「ドレッシー」に見せたいときに有効です
挿し方を変えるだけで印象が変わるチーフの深みを知ろう!

エレガントな紳士の装いは、ポケットチーフに表れる。それはノータイでも例外ではない。ビジネススーツはもちろん、カジュアルなジャケットスタイルでも、色柄合わせとともに、挿し方にまでスタイリングセンスが問われるものだ。

タイがない分パフトクラッシュといった、無造作を装う挿し方で、華やかな席に色気を加えるなど、工夫が必要。その際、シルキーな素材使いで装いに華を添えてあげるのがコツだ。写真の例を参考にノータイ時の胸元に一工夫加えてほしい。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)