今季的にデザートブーツを活用するなら、素朴なブリティッシュスタイルに合わせるよりもパリ的な洗練を意識してスタイリングしたいですね。
今回はパンツとニットをブラックで統一して都会的な雰囲気を意識しつつ、ベージュのゴム引きコートを無造作に合わせました。こういうトラディショナルな英国アウターを、ノンシャランな雰囲気で着こなすのがフレンチ的洒脱さのポイントだと思います。
モックネックの首元にはモノトーン柄のスカーフをさりげなくプラスして、ヨーロッパ上流階級のようなカジュアルスタイルをイメージしました。

パンツもフレンチブランドのものを選びつつ、裾幅広めのシルエットでエレガントかつリラックスした印象に。裾はあえてシングルに上げてミニマルに仕上げました。
モックネック&スカーフで首回りにアクセントを

タートルネックよりもすっきりと見えるモックネックをステンカラーコートのインナーにコーディネートしつつ、首元に上質なプリント柄スカーフを覗かせてエレガントさをアップ。差し色は使わずモノトーン柄を合わせることで、派手さを回避しつつアクセントを利かせている。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)