From LAOS/ラオス
ルアンパバーン

心安らかなる幻想的風景に浸る
街がまるごと世界遺産、メコン川を望む、ラオスの「ルアンパバーン」。この小さな街にはいたるところに寺院があり、日の長さも時間もすべてがゆっくりと、そしてのんびり流れていく。まだ暗い早朝5時半。早起きして托鉢を見に行く。僧侶の方々が一列に並び、そろりそろりと歩く姿は圧巻。施しを差し上げる地元の人々の嬉しそうな笑顔を見ていると、自然とこちらも顔が緩んでくる。ルアンパバーン様式と言われる独特な形をした屋根の寺院を巡り、夜はナイトマーケットへ。おっと、それまでに、メコン川と夕日の美しきセッションを見忘れないようにしなければ……。
From SCOTLAND/スコットランド
セント・アンドリューズ

憧れの地にたつ!一生の思い出に他ならない
丘の上に立派にそびえるエディンバラ城のもと、夜はスコットランドウイスキーをパブでいただき、朝からレンタカーでゴルフの聖地・憧れの「セント・アンドリューズ」へ約1時間半のドライブ。街には午後に着いたこともあり、普通にオールドコース内に入り、歩けることにビックリ! こんなに海が近いのに、グリーンの緑も整備がいき届いていて美しい。重厚なクラブハウスを間近に眺め、1番、18番のティーグラウンドにも立つことができ、感無量。向かいのゴルフ博物館では昔の道具や全英オープン過去優勝者の一覧をみたり、歴史も学んだ一日。次回はぜひともプレーしたい。
From AZERBAIJAN/アゼルバイジャン
バクー

最新と古きよきそのバランス感が独特
アゼルバイジャンて聞いたことはあるけど……? どんな場所かご存じだろうか。古くから交易で栄え、今は石油で経済が潤うこの国の首都「バクー」の第一印象は、クリーン&安全。古いものと超最新が混在し、市中ではF1も開催されている。日本からの訪問者は年数千人程度と、まだまだ知られていない国であるが、その変化の早さから次に訪れた時はまた違う顔を見せてくれるのでは、とも期待してしまう。北部の古都「シェキ」まで足を伸ばせば、ラクダの隊商宿の趣を残したホテルもあり、まるでアラビアンナイトな世界感も楽しめる。
[MENʼS EX 2020年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)