“これは絶対名作になる!”というヒット確実な名作の”たまご”たちを編集部員が徹底討論。
モンブランの「マイスターシュテュック カリグラフィー プレシャスレジン フレキシブルニブ 149」
その一筆が名刺代わりに

ニュアンス豊かな書体を叶える新開発のペン先
田上長年マイスターシュテュックを愛用していますが、確かにこれは今までになかった書き味だなぁ。太い字から細い字まで、ニュアンス豊かに表現できますよ。
内田本当だ。ペン先が違うの?
田上“フレキシブルニブ”と呼ばれる新開発のペン先を採用したそうですよ。柔らかいゴールドを使ったこのペン先は、しなやかに曲がり、広がりやすいため、ペンにかかる圧力に応じて字の太さをわずか0・3㎜から1・4㎜まで変化させることができるんです。
内田より大胆に強弱をつけられるから、なんだかいつもより味のある字になるね。
田上メール全盛だからこそ、大切なメッセージは手書きにこだわるという人も多いと思うんです。このモンブランで書けばそこにより心がこもりそうな気がします。
内田書は人なりと言うけれど、確固たる美意識を持っていることが伝わりそうだね。文字を書くことの楽しさも再発見できるし、是非多くの人に試してもらいたいな。
堂々たるボディはそのまま味わい豊かな書体を堪能

不朽の名作「149」に、モンブランの万年筆作りの技術を凝縮した新開発の柔らかなペン先を搭載。メリハリの効いた芸術的な書体が思いのままだ。10万9000円(モンブラン コンタクトセンター)
話したのはこの2人
田上雅人(時計・クルマ・美容担当)
筆まめで、ちょっとした挨拶やお礼状も手書きがモットー。
内田さやか(副編集長)
以前手紙特集も担当。字のちょっとした癖から性格を推し量る。
Brand HistoryMONTBLANC(モンブラン)
1906年にドイツ・ハンブルクで創業。インク容器を一体化したシンプルかつ高級な万年筆で一躍名をあげ、現在は時計や革小物も人気。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年4月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)