“ネロ”なスーツ+“ヴェルデ”なニット

【“ネロ”なスーツ】
CARUSO / カルーゾ
端正ながら極めて軽い着心地の「バタフライ」のリネン100%モデル。麻特有のフェード感ある色調は、黒スーツを日常的に着ることに抵抗ある人にも向く。17万円(トゥモローランド)
【“ヴェルデ”なニット】
FILIPPO DE LAURENTIIS / フィリッポ デ ローレンティス
アドリア海に面したイタリア中部の街ペスカーラのニット専業ブランドの1枚。シャリ味の強いコットン100%生地は、春にぴったり。1万8000円 (トヨダトレーディング プレスルーム)
【解説】
黒セットアップのインに白クルーネックは常套テクだが、ときにメリハリがつきすぎ、無理な若作りに見える。その点オリーブのニットならぐっとシックに。さらに大人っぽくまとめるなら足元はスニーカーでなく、黒スリッポンが正解。
Style Master

ビームスF ディレクター
西口修平さん
ジャケットに軍パンという僕の好きな合わせも、黒×緑を意識するとシック。どこかフレンチな雰囲気が生じるのも今の気分。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年3月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)