日本カー・オブ・ザ・イヤーの結果から、オリンピックイヤーの注目モデルを占う

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RAV4と並び本命に数えられていたマツダ3。デザインだけでなく最新技術「スカイアクティブテクノロジー」など、アピールポイントは豊富だったが一歩及ばず。価格は222万1389円〜。

5.RAV4とMAZDA3はどこで差が開いた?

一方で下馬評(?)が高かったのがMAZDA3だ。マツダの新世代商品群のトップバッターとしてデザインや走行性能だけでなく、新世代のパワートレーンとして注目されていた「スカイアクティブX」も設定されており、インポートカー・オブ・ザ・イヤーに選出されたBMW・3シリーズ同様「3」が今年のキーワードなのか?と噂されるほどだった。

クルマの出来は確かに素晴らしい部分はあったが、この「虎の子」でもあるスカイアクティブXの導入が遅れるなど(結果としてはギリギリ試乗会は開催されたが)、色々と後手に回ってしまったことが惜しかった。最終得票でもすでにRAV4が先行している中、後塵を拝する格好になってしまった。

インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したBMW3シリーズ
こちらも本命の一角に数えられていた定番BMW 3シリーズ。大賞は逃したものの、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを見事に獲得した。価格は461万円〜。

以上が今年度におけるCOTYの総括(感想)でもあるが、もう各メーカーは来年に向けて動き出している。それでは来年度はどうなるのかを簡単に予測してみよう。

2020年、注目の新型車を占う

1.YF戦争勃発!

次回のCOTYで最も注目されるのが、発表だけ2020年中に行ったトヨタ・ヤリスとホンダ・フィットのガチンコ対決であろう。

ヤリスは国内におけるヴィッツの後継車種として、フィットは初代と2代目がCOTYを受賞するなど国内におけるこのセグメントを牽引してきた1台だ。昨今のSUVや軽自動車人気に押されてフィットと言えども販売は苦戦してきたが、新型ではコンセプトを大きく変えて勝負に出る。両車とも発売は2月とアナウンスされており(ヤリスは2月10日で確定)、その点でも過去、3代目プリウスと2代目インサイトのハイブリッド車対決となった第30回COTYを思い出すほどこの対決に期待が集まる。

ヤリスは国内におけるヴィッツの後継車種
2020-2021年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーで大賞候補となっているのが、トヨタが満を持して送り出すヤリス。ただし、ホンダ フィットを始めとする強力なライバルも続々登場すると予想される。

2025

VOL.345

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