
“お湯を操る技術”にも驚きの進化が
道端さん 弊社では「スパージュ」というシステムバスルームを開発しました。なかでも特におすすめは、首から肩を湯の流れがなでてくれる「肩湯」(下記にて紹介)。ヘッドレストに首をもたせかけて目を閉じれば、心身の緊張が優しくほどけます。
早坂先生 それは気持ちよさそう。首を直接温めることで血流量が増します。肩凝りは血行が悪くなることから引き起こされるものですから、お湯が筋肉の緊張をほぐし、発痛物質が血液により洗い流されるというメカニズムから見ても、肩湯は凝りによさそうです。
道端さん なるほど。筋肉の緊張をほぐすことがポイントなのですね。
上野さん 2月発売の弊社の「リゾートバブル」(下記にて紹介)も是非。浴槽底面部から大きな泡を勢いよく噴出し、身体の緊張感が和らぎます。
早坂先生 これなら全身を心地よく刺激することで、凝りに加え、短時間での入浴でしっかりと身体を温めることができそうです。
道端さん バブルバスがお家で毎日使えるなんて、贅沢!
早坂先生 ちなみに、先ほどから温めることの重要性を説いてきましたが、脳は冷やしたほうがいいことをご存知ですか? 「選択的脳冷却」と言うのですが、首から下は温かく、そして頭は冷やすのが身体には良いのです。
上野さん それは知りませんでした! 実は「リゾートバブル」をはじめとする弊社のシステムバスルームには、露天風呂気分を味わってもらうため、自然に近いリズムでそよぐ風を送るシステムを搭載することができます。
早坂先生 自宅の風呂にいながらにして露天風呂ですか。素敵なコンセプトですね。そして身体にも良い。

“入りたい”と思わせる巧みな空間演出
早坂先生 実は私たちの調査結果で、1週間に7回以上湯船に浸かって入浴すると、要介護認定リスクが約3割減少することがわかりました。
道端さん 興味深い研究結果ですね。わざわざ脳トレや運動をしなくても、入浴で予防ができるとは。
早坂先生 そして、入浴時には光をコントロールするのもおすすめ。薄暗い空間で入浴すると目に入ってくる情報が遮断されるため、自律神経を整え、眼精疲労を癒す効果が見込めます。メラトニンが分泌されることで、良質な睡眠にもつながる良い入浴法です。
道端さん それでしたら、弊社は調光調色機能付照明がおすすめです。
上野さん それは便利ですね!
早坂先生 照度や色を気分に合わせて調整できるのはいいですね。
上野さん 月明かりが湯面に映っているかのような、浴槽上に設置した水盤LED照明はどうでしょう。
早坂先生 入眠前のバスタイムにぴったりです。2社とも面白いアイデアで風呂をよりよく進化させていることがわかりました。早速自宅に取り入れたい製品ばかり! これからの発展がますます楽しみです。