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価格は安いが装備類に不足なし

同一車線での走行を支援する「レーントレーシングアシスト」も用意されているトヨタのRAV4
徐々に自動車の必須機能になりつつある全車追従型クルーズコントロールも装備。同一車線での走行を支援する「レーントレーシングアシスト」も用意されている。

もちろん、ハイブリッドエンジンや上級グレード専用の最新4WDシステムであるダイナミックトルクベクタリングAWDなどに惹かれるところはあるが、このXグレードで何か不足があるかと問われると、はっきり言って「ない」と断言できるし、むしろ、これだけの内容ながらこの価格であることは、RAV4の中でも最もリーズナブル感が強い。

ちなみに2.0L NAエンジンに対して、パワー不足を想像してしまうかもしれないが、ギア機構を組み合わせたダイレクトシフトCVTとの協調制御もあって、ストレスを感じさせない。スッと発進したかと思えば、スーッとジェントルに加速していく。その実力を知らないと、ほかモデルに搭載されているターボユニットの採用を期待してしまうが、これ以上のパワーは不要であり、つまりはNAで十分だ、と僕は思う。

ヘッドライトもハイビームとロービームの切り替えが自動で行うトヨタのRAV4
昼間や夜間に歩行者の検知を行い衝突回避、被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」。ヘッドライトもハイビームとロービームの切り替えが自動で行われる。

ちなみに駆動方式については、迷ったならば4WDがオススメ。その理由は、最新型RAV4は、名ばかりのSUVではなく、スノードライブからダートランまで、乗用車では愉しめないスタイルを堪能することができるポテンシャルを持っているから。家族スタイルは問わず、何かにチャレンジしてみたい、そんな冒険心を持っているならば、このRAV4、オススメだ。

RAV4の走行シーン


文/吉田直志 編集/iconic

<p>2019年に登場した新型RAV4。トヨタの持つ多くの最新デバイスを装備しつつ価格を抑えるなど魅力的なモデルに。エンジンは2ℓと2.5ℓ、2WDと4WDの設定があり、ベースグレードのXは260万8200円。最上位グレードがハイブリッドGで381万7800円。</p>

2019年に登場した新型RAV4。トヨタの持つ多くの最新デバイスを装備しつつ価格を抑えるなど魅力的なモデルに。エンジンは2ℓと2.5ℓ、2WDと4WDの設定があり、ベースグレードのXは260万8200円。最上位グレードがハイブリッドGで381万7800円。

<p>ガソリンエンジン車で15.2~15.8km/L、ハイブリッド車が20.6~25.2km/Lと燃費も優秀。</p>

ガソリンエンジン車で15.2~15.8km/L、ハイブリッド車が20.6~25.2km/Lと燃費も優秀。

<p>衝突回避支援などを行うプリクラッシュセーフティをはじめ、数多くの安全装備を採用した「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。</p>

衝突回避支援などを行うプリクラッシュセーフティをはじめ、数多くの安全装備を採用した「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。

<p>300万円以下でもトヨタの「今」がしっかりと体感できる。</p>

300万円以下でもトヨタの「今」がしっかりと体感できる。

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