
カラダが縮こまる寒い冬場には、暖かい海外でしかプレーしないという人も多いが、それは非常にもったいない話。ゴルフが大好きな人にこそ知ってほしい、「冬でも国内」の魅力あふれるゴルフ場をご紹介しよう。
1000コースラウンドした達人に聞く
「実は冬の日本は、ツウ好みのゴルフ天国」
お話を聞いたのはこの方
ゴルフダイジェスト・オンライン練習場事業開発室
シニアコンサルタント
江ヶ崎忠晴さん
ゴルフ場オンライン予約の営業職に就いていた経緯から、ライフワークとして国内外のゴルフコースをラウンドするように。今年、ついに1000コースを突破!
寒い日のプレー後に入る天然温泉がまた格別
ゴルフダイジェスト・オンラインに勤める江ヶ崎忠晴さんは、これまでに国内外の1000コースをラウンドしてきたというゴルフ場マニア。そんな江ヶ崎さんにこそ聞きたい。冬場に訪れるべきオススメのゴルフ場は?
「実は、冬も日本がゴルフ天国。少しでも暖かいところでプレーしたいなら、やはりいちばんに思い浮かべるのは宮崎です。宮崎県内のゴルフ場数はそれほど多くありませんが、狭いエリアに集まっていて、ショートトリップでいくつかのゴルフ場でプレーしたいという人にはうってつけ。フェニックスCCは洋芝が使われていて、冬場でも緑色の芝の上でプレーが楽しめる。気分的にもアガると思います(笑)。高知県のKochi 黒潮CCや土佐CCも暖かく快適にプレーできます。高知の2つのゴルフ場は、ともに食事がおいしい。グルメも大満足でしょう」
ハワイやタイなど、暖かい海外に行くのもいいが、お得にゴルフトリップを楽しむなら、日本国内のほうがいいとのことだ。
「日本の地方にあるゴルフ場のプレー料金は、今本当に安くなっているんです。私はよく仲間と計画してゴルフ旅行に行くのですが、旅行費とプレー費を含めても国内なら数万円で楽しめます。地方のおいしい料理を食べて、ゴルフも楽しむ。これがいちばんですね」
そんな江ヶ崎さんが、寒い冬にこそ訪れてみてほしいというのがクラブハウス内に上質の天然温泉を持つゴルフ場だ。
「石川県の小松CCには、珍しいにごり湯の天然温泉があります。とても寒い地域ですが、プレー後に温泉に入れば、芯からカラダが温まってお肌もツルツル。泉質の良さでいうと佐賀の武雄・嬉野CC、福島県の矢吹ゴルフ倶楽部も最高ですね。これが私にとっての3大温泉ゴルフ場です」
温泉のために寒さを堪えてプレーする。そんなゴルフの楽しみ方があってもいいのかも知れない。
【in宮崎】暖かいエリアでアクティブゴルフ
トーナメントコースをハシゴする
冬場でも薄着でプレーできるうえに降雨が少ない。宮崎は、まさにゴルファーズ・パラダイス。空港近くに名コースが集まっていて、トーナメント開催コースのハシゴも楽勝だ。
フェニックスカントリークラブ

男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の開催コース。黒松林に囲まれたホールは趣があり、洋芝がオーバーシードされていてエバーグリーンの状態に保たれている。冬であることを忘れてしまうほどだ。
フェニックスカントリークラブ
住所:宮崎県宮崎市塩路浜山3083
TEL:0985-21-1301
宮崎カントリークラブ

女子メジャー大会のひとつ「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」の開催コース。宮崎県内でもっとも歴史あるゴルフ場で、高麗芝のワングリーンであることも特徴。空港から車で約5分という好立地。
宮崎カントリークラブ
住所:宮崎県宮崎市田吉4855-90
TEL:0985-56-4114