プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
XXIO 11 IRON / XXIO X IRON 【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.72】
まっすぐに飛ばしやすい「ゼクシオ イレブン アイアン」
ヘッドをターンさせやすい「ゼクシオ エックス アイアン」

ライター・ツルハラ 前回試打したドライバーに続いて、今回はアイアンです。「ゼクシオ イレブン」と「ゼクシオ エックス」には、それぞれ別モデルのアイアンが用意されています。
ヘッドの見た目からして、ぜんぜん違うモデルになっているんですよ。
奥嶋プロ ヘッドの大きさというか、ボリューム感がまったく違いますよね。どちらもポケットキャビティ構造を採用していますが、「ゼクシオ イレブン」はポケットが大きくて、従来からのゼクシオという感じ。いかにも、やさしく打てそうな雰囲気です。それに比べて「ゼクシオ エックス」のヘッドは、構えたときにもシャープさが感じられます。ソール形状も違っていて、
「ゼクシオ イレブン」はフラットな幅広ソール、「ゼクシオ エックス」はトレーディングエッジ側に削りが入ったソール形状になっています。



ライター・ツルハラ 「ゼクシオ エックス」のヘッドは、軟鉄鍛造の2ピース構造。2016年末に発売された派生モデルに「ゼクシオ フォージド」というアイアンがあったのですが、最新作の「ゼクシオ エックス アイアン」はその後継モデルと考えてもいいと思います。では、2モデルを試打計測してみましょう。ドライバーの試打でも指摘したように、そもそもゼクシオはヘッドスピード40m/s前後のアマチュアゴ向けに開発されているクラブ。奥嶋プロは、ヘッドスピードを抑えて打ってくださいね。
奥嶋プロ 了解しました。ドライバーのヘッドスピード40m/sぐらいで打ってみます。おりゃ!