朝日焼 shop & gallery
400年の伝統と未来を紡ぐ茶陶を発信

約400年前、小堀遠州より指導を受け、「朝日」の印を与えられた宇治の茶陶「朝日焼」。2017年にオープンした宇治川を一望できるショップ&ギャラリーでは十六世の松林豊斎の作品を紹介し、工房で制作されている新しい茶器や食器を販売し、お茶の新しいもてなしや楽しみを体験するお茶室も設けている。「今の暮らしにフィットする器に出会え、茶事や茶陶の緊張感を持ちながらもお茶への想いを育む空間になれば」と語る松林さん。スタイリッシュな茶箱や茶器は日々の生活に特別な時間を生んでくれそうだ。

飲みやすい楕円の口のカップにコースター風の小ぶりのソーサーをつけたコーヒーカップ。1万3000円

松林 豊斎さん
朝日焼十六世。朝日焼の根底にある”綺麗寂び”の伝統の仕事と現代的な雰囲気を持つ”月日釉流し”の作品制作を行う。海外でも展覧会や茶会を開催し、お茶文化を積極的に配信している。
Data

住所:京都府宇治市宇治又振67
TEL:0774-23-2511
営業:10時~17時
休業日:月曜(祝日の場合は翌日)・毎月最終火曜